ごあいさつ

店主より、ごあいさつ

町のそば屋

町のそば屋とはその名の通り、一つの町に比較的古くからあるそば屋のことである。

その街に当たり前のようにある、「近くにあって良かった」と言ってもらえるような存在。

そんなそば屋を、営んでいきたいと思っています。

そば処 満留賀
三代目 鈴木孝一

 

当店のこだわり

そば処 満留賀のこだわりをご紹介します。

 

おそば

美味しいそばをお腹いっぱいに。

リーズナブルに食べて頂きたいと、そんな思いから当店では国内産のみにこだわらず、国内産・北米産の石臼挽きそば粉をブレンド。

王子越後屋で手打ちの技法を学び、その術を活かし、毎日心を込めて手作りしております。

 

おそばのちょっといい話

食べる健康、そばパワー!

おそばは手軽に美味しく食べられる、もっとも身近な健康食。

もりそば一人前に含まれるタンパク質は、牛乳とほぼ同じ。

植物性たんぱく質の中でも、良質な必須アミノ酸を多く含んでいます。

ビタミンB2の宝庫で、日本人に不足しがちなB1・B2の含有量は米や小麦粉の約2倍。

さらに、血液をサラサラにして、高血圧・動脈硬化などを予防するルチンも含まれています。

ルチンは水に溶け出すので、食後の蕎麦湯がおすすめです。

 

なぜ大晦日にそば?

年越しそばは、江戸時代中期には歳末の習わしになっていたようです。

  • 細く長く家運・寿命を伸ばすという説
  • 蕎麦は切れやすいので、1年の苦労や厄災を切り捨てるという説
  • 金銀細工で飛び散った粉を集めるためにそば粉を使っていたので、「金を集める」縁起担ぎという説

など、様々な説があるようです。

 

そばとうどんのはじまり

そば店の発祥は江戸時代初期。

うどんは室町時代には、今と同じような製法で作られていたようです。

うどんの歴史は蕎麦よりも古く、江戸時代初期はうどんやそうめんが主流だったそうです。

そばが主流になり始めたとされるのは、1700年の後半頃。

江戸の夜鷹そば、上方の夜鳴きうどんもこの頃に登場。

関東と関西の麺の好みの違いも、この頃から始まっているのかもしれませんね。

 

天ぷら

綿実油と良質のごま油をブレンドして使用。

綿実油とは、綿の種子から取れる油です。

上品な風味とサクサクの食感に仕上がるのが特徴です。

抗酸化作用のあるビタミンEが豊富に含まれており、美容や老化防止に役立つとも言われています。

身体に優しく美味しく召し上がって頂けます。

 

鴨肉

宮城産・蔵王竹水鴨を使用。

鴨料理はヘルシーな健康食品です。

必須脂肪酸であるリノール酸やリノレン酸が豊富。

コレステロールを低下させる不飽和脂肪酸も多く含まれます。

科学とは縁のない昔の人も、鴨を健康のための食品として食べていたそうです。

 

お米

当店では茨城産こしひかりを使用しています。

ツヤ・コシ・粘りが特徴で、噛むほどに甘みが口の中に広がっていきます。

 

日常にないものを求めて、店主がこだわりを持って選びました。

お料理とともに、器もお楽しみ下さい。